6×6判の名機 ゼンザブロニカS2

カメラを首から下げて街歩きしながら気になった景色や物をスナップ撮影するのが好きです。いつもと同じ様にスナップしながら歩いていたら、ふと「この風景正方形のサイズで切り取ったら面白いかも」と感じました。いつもの3:2のが描くは人が自然に把握できる画角に近いためなんとなく安心できるところがあるし、縦構図にしたら一気に非日常っぽい演出ができたりします。私も飽きっぽい人間なのでずっと同じのは嫌になっちゃうんですよね。あと、通りの消失点を中央に置いた構図に合わない気がします。なんとなく。

Leica M3, Elmar5cm, KodakEktar100

これが一例です。なんか左右がちょっと余っている感覚無いですか?

そこでスクエア判で撮る方法がないとも探しはじめました。まあ。撮った画像をトリミングすれば事足りるというツッコミは無しで。できるだけアナログな手法でやりたいので。

探してみると35mmフィルムでスクエア判の写真を撮れるカメラもありましたが、せっかくなのでブローニーの6×6判で検討してみました。

ブローニー:幅6cmのロールフィルム。35mmみたいにパーフォレーション(上下の四角い穴)がない、フィルムが巻いてあるだけのようなやつ。

ブローニーだと大昔から正方形の規格があるっていう安心感がある、大手量販店でも簡単に手に入る。6×6判だと12枚撮りというちょうど良さ(36枚は思ったより多くて1日で使い切ろうとすると結構大変)。カラーネガのように即日現像できるお店がある。数は少ないけど。35mmフィルムよりでかいので画質がいい。なんかかっこいい。以上の点からブローニーを選びました。ちなみにブローニー判っていう言い方は和製英語で日本でだけしか通じないそうです。120フィルムが世界共通の言い方です。たまに120mmフィルムって書いている人がいますが間違いじゃないですかね?どこが120mmなんだろう。

フィルムが決まったら次はカメラの検討です。一番楽しいステップですね。

  1. 二眼レフ 正方形の写真を撮るカメラとしてまず候補に挙がる二眼レフ。ローライフレックスなんかが有名ですね。都内を歩いているとたまに使っている人を見かけます。
  2. 蛇腹カメラ ものすごく古めかしい。見た目は個人的に最高に好き。折り畳むとかなりコンパクトになるので街歩きのお供にもラクそう。
  3. 一眼レフ ハッセルブラッドとか。やたら高いイメージ。でもハッセルで撮った写真とか見てるとすごく欲しくなる。あと、ウエストレベルファインダー未体験なので見てみたい。持ち歩きは大変そう。
  4. トイカメラ ホルガ120とか。後でいいや。

こんな選択肢を考えました。この中で選んだのは一眼レフ。やはりファインダーで見た光景がそのまま写せるのが魅力的でした。機種については有名どころの選択肢があまりありません。ハッセルフラッドかゼンザブロニカ。新規購入なのでレンズ付きで2~30万もかけられないのでゼンザブロニカにしました。安いけどレンズはニッコールだしね。

ということで、西新宿のカメラ屋を何軒か回ってみたけど残念ながら売ってなかった。まあ多少苦労して手に入れた方が愛着湧くっていうポジティブシンキングをしてみる。

結局実店舗では見つけられず某ネットオークションで手に入れました。

最高にカッコいい。

撮影した写真はまた別の機会に。

コメント

タイトルとURLをコピーしました